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2008年7月

2008年7月31日 (木)

NO.86 アオバズク日記

Aoba20072902 アオバズク(青葉梟)の幼鳥です。親はまだ巣の方が心配のようで見張っています。普通巣立った後は、親子揃っているのですが場所が悪いのでしょうか別々です。翌々日見に行ったときは、どこか安全な場所へ移ったのでしょうか、みんな移動した後でした。1ケ月間でしたけど、いないとなると寂しい気がしました。ちょうど理科の先生が花を植えていましたので、アオバズクについてお話をしました。小野小学校の歴史のこと、最近校庭を工事をした事などを話してくれました。工事をする前は大きなセンダンの木がまだあったそうです。そのころはアオバズクが毎年来ていたそうです。今度来たのは3年振りだそうです。最近の子供達は観察が苦手で、すぐさわりたがるそうです。アオバズクもボールを投げたりするので、余り教えたくないのだそうです。自然のままを見せたいので、教えないわけにも行かず困っていました。1時間ほどお話ししました。こんどアオバズクに逢えるのは、来年の5月末頃です。きっと又この木に帰ってきますように祈って学校を後にしました。大きな黄色というか金色の目玉に又逢えますように。インターネットで見ると全国で見られるようです。神社、仏閣、学校など大きな木のあるところが日本にはまだあるようです。

2008年7月30日 (水)

NO.85 アオバズク日記

Aoba20072901 アオバズク(青葉梟)は、その名の通り青葉が茂る5月やって来る梟(ふくろう)の仲間です。写真は、木の洞から出て間もない幼鳥です。目が夜よく見えるように大きいですね。外敵は人間かカラスですが、安全な所へみんなで移って餌の取り方や飛び方を練習して、9月頃南へ帰ります。これは多分2羽目の雛で、親は近くで巣を見張ってます。

2008年7月21日 (月)

NO.84 アオバズク日記 

Aoba200720 Dsc05884一週間振りに会いに行きました。まだ孵った気配がありません、と思ったとたん何か飛んで行った気配です。しかも、音も立てずにすっとです。親鳥はまだ見張りをしていますのでまだ2番目以降が残っているはずです。一番目が孵ったのかもしれません。きっと親のそばを離れずにいるはずです。そおーっと待ってみることにしました。すると音もなく隣の銀杏の木に止まりました。胸の高鳴りを押さえてシャッターを押しました。幼鳥です。様子を伺いながら大きな目玉でこちらを見ています。何とも可愛いものです。ふと下を見ると羽が落ちています。産毛も落ちていました。蝉の羽も落ちていました。多分、餌の残り物だと思います。思わぬ拾得物でした。きっと幼鳥は飛ぶ練習の最中でしょう。そうやってやがて南へ帰って行くのでしょう。

2008年7月18日 (金)

NO.83 アオバズク日記

Aoba20062841 これまでアオバズクを探して方々行きました。ネットでもあちらこちら情報を集めました。しかし、ほとんど振られましたというか来ませんでした。鹿児島市近郊だけですが、漆小学校、川上小学校、蒲生小学校、吉田小学校、蒲生神社、行妙寺、小浜小学校、向花小学校、その他数ケ所の神社と毎年来ていると聞いたりネットで見たりしている所ばかりです。ペアリングに失敗したのか、何か原因があるのでしょう。気になる所です。ちょっとしたきっかけで何気なく行った小野小学校にいたのはラッキーだったのかもしれません。梅雨の始まる5月の末から1ケ月間、よく出かけた物だと奥さんから笑われる始末です。お陰であちこち出かけて、リハビリにもなったり、他の野鳥をウオッチングできたり、野草の観察などいい勉強になりました。

2008年7月17日 (木)

NO.82 アオバズク日記

アオバズクについて、去年の5月末にはじめて実物に逢ってからいろいろと調べました。本も買って読みました。ふくろうの仲間のことも色々勉強しました。インターネットでも調べてみました。分布のこと、餌のこと、生活圏のこと解らないことだらけでした。ふくろうの仲間に限らず彼らの生態系を調べていくと、人間の暮らしとの関わり合いを感じますね。その善し悪しは別として、彼らの生態系に人間が絡んでいることを感じました。仕事の合間を見て現地にも行ってみました。私は、小さい頃からは住んでませんので昔のことは解りませんが、昔いた場所には最近はいないのが現状のようです。「最近は大きな木がなくなったからなぁ」と言う声を良く耳にします。幸い神社、小学校などは大きな木が残っていますので、その大きな木でアオバズクは子育てをしているようです。良くした物で、センダンの木は夏は木陰になり、冬は葉が落ちて日当たりが良くなり、子供にとって良い運動後の休憩所になったようです。人間にもアオバズクにとっても好条件が揃っていたのですね。最近、児童数が減ってきており、小学校の数が減ってきているのが気になりますけどね。これも時代の流れでしょうかね。でも、大きな木は残して欲しい物です。

2008年7月16日 (水)

NO.81 アオバズク日記

20070906_2 アオバズク日記を更新します。(テスト更新)  2回続けて更新に失敗しました。今度は成功のようですね。ホッとしました。(なんせ初心者ですので・・・。)

2008年7月14日 (月)

NO.80 アオバズク日記

Dsc05553 Dsc05640 私がアオバズクに興味を持ち出したのは最近の事です。ずっと昔からいたのでしょうが、50年ほど前から環境が変わり始めました。丁度、高度成長期の頃からでしょう。アオバズクもそのころから大きな木が減ったのと同じように減ってきました。今どれくらいの数がいるのか分かりませんが、確実に減ってきているようです。昔はフクロウが鳴くのを聞いたことがあるという方がいらっしゃることと思います。ということで、最近は動物園で、しかも隅っこの方で見たことがある、くらいの事ではないかと思います。でも、結構小学校や神社辺りでは見かける物です。私が今回見つけたのは隼人の小野小学校ですぐ隣には高速が走っている所です。写真の木の穴が巣だろうと思われます。その子育てには興味がありますね。

2008年7月12日 (土)

NO.79 アオバズク日記

20071203 Aoba20071204 あなたに逢えてから今日で3週間目です。逢うたびに止まっている枝が違っています。今日は写しにくい場所ですね。ところでもう雛も孵っている頃ですね。餌もたくさんいることでしょう。センダンの木には写真のかみ切り虫が来るんですね。たくさんの殻が落ちていました。

NO.78 アオバズク日記

Aoba20062837 アオバズクの簡単な紹介を致します。名前は、アオバズク(brown hawk owl)、その名のとおり青葉が茂る5月ごろ南から渡ってきます。大きさは、30cm位、鳩の大きさ位です。メスが卵を大きな木の洞で抱きます。オスは見張り役で、写真のように私のような不審者を睨み付けるわけです。7月下旬に可愛いヒナが巣から出てきます。9月頃南へ帰ります。フクロウの仲間で一番身近にいます。日本全国どこでもいるわけですが、大きな木がなくなってきている昨今、小学校とか神社とか大きな木を残している所にしかいません。巣箱を作ることも出来ますが、いまのところそこまでしなくても大丈夫のようです。南の東南アジアでも保護が大事ですね、渡り鳥ですから。大きな昆虫などが餌です。

2008年7月 8日 (火)

NO.77 アオバズク日記

Aoba2028081 Aoba20070923 アオバズク(フクロウの仲間)に興味を持ったのは、洋服の「ふく」と幸福の「ふく」がフクロウの「ふく」にゴロあわせがよいという単純な理由からです。店にもフクロウの写真や置物を飾ってます。一番身近なアオバズクからという訳で今はまっています。アオバズクは鳩くらいの大きさです。今雌が卵を暖めているところで雄がそれを見張っているところです。ただ木にとまっているだけではないのです。私がまわりを動くたびにずっと睨みます。べつに危害をくわえるつもりはないのですが、写真のように睨みます。後2周間もすると可愛い雛が雌と一緒に木の洞から出てきます。後しばらくまわりをうろつきますからつきあって下さいね。少しずつあなたのこと紹介しましょうかね。

2008年7月 1日 (火)

NO.76 やっと逢えたね!

Aoba20062834_3 今年はなかなかあなたに逢えませんでした。1ケ月ほど探しあぐねてやっと逢うことが出来ました。なんせ野鳥のあなたのする事です、しかも渡り鳥です。毎年来るんですが、気まぐれですから来ない年もあるわけです。あなたは、アオバズク(フクロウの仲間)という名の通り、若葉の茂る6月から営巣して7月巣立ち、9月ごろ南へ帰っていきます。鳩くらいのちいさな鳥ですが、私が見ているので、写真のように黄色の大きな目玉でじっとこちらを伺っています。とても可愛いのです。7月の末可愛い子供を連れて巣から出て来る頃又逢いましょう。

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