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2013年4月20日 (土)

NO.324 アオバズクとフクロウの巣箱

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アオバズクとフクロウの巣箱の取り付けを先日終えました。その始終を書き止めておきたいと思います。

巣箱を付けたいと前々から思ってましたが、都城の松田さん宅の巣箱を見て真似をしたくなりました。先ず取り付ける場所です。いろいろ考えて友人の山下さんの裏山が候補に昇り、早速許可を取りました。自分で取り付けるのには、少し無理があるので上野さんと恵藤さんのお手伝いを頂くことにしました。後二人手伝いを貰うつもりでしたが、都合が悪くて、結局は私を入れて3人ですることになりました。4月16日が決行の日です。

さぁ、巣箱作戦の始まりです。巣箱作りは日曜大工で一人で始めました。ネットでアオバズクとフクロウの巣箱について調べました。先ず、それぞれの生態を調べ巣箱を作る際に気をつけなければならない事など色々調べました。アオバズクは鳩ぐらいの大きさで渡り鳥であること、フクロウは留鳥で体長が50cmくらいあることです。えさはアオバズクが主に昆虫であること、一方フクロウはおもにねずみです。というわけで、巣箱の大きさや取り付け方などが解りました。

巣箱の寸法は、板の厚さが25mmです。               穴cm   穴までcm           H×W×Dcm           取り付高さm                                                           

アオバズク 夏鳥

11.0

30

45

25

5

フクロウ 留鳥

15.0

40

60

40

5

材木は方々探して日曜大工用品のハンズマンで見つけました。杉材でカンナがけはしてありません。自然のままがいいそうです。ここで寸法どおりに切断して貰いました。一切断あたり10円です。便利な物です。710円かかりました。あっ、そうそう材料とステン釘で5、294円でした。材料を揃え後は組み立てです。仕事の合間を縫って3日かかりました。その後、木にバーナーで焼き目を付けて取り付けようのステン針金を付けて一応完成です。屋根にはタキロンを付けました。穴明けや釘打ちに少し手間取りました。底板には水がたまらないよう四角に穴をあけます。だいたい寸法通りに出来ました。

いよいよ、4月16日、取り付けの日です。わくわくします。10時に待ち合わせ、巣箱を積み込んで準備OKです。目的地の山下さんちの裏山に着きました。屋主は旅行で留守でしたが、下見しておいた木まで巣箱を運びます。作業の前に、無事を祈念してお払いに焼酎をまきました。山の神、木の神にお祈りしました。先にアオバズクの巣箱を付けます。山桜の木です。園芸用の脚立で巣箱を目安の高さまで運び、木を傷つけないようにゴムをしいて強く固定します。穴の位置をカメラ撮影用に前向きに設定して取り付けました。少し傾斜のある土地で段々畑で野菜を作っている場所です。夜には、イノシシが出没するそうで自然がいっぱいの場所です。巣に入る時期的にぎりぎりなので入るかどうかわかりません。

少し離れた場所に、今度はフクロウの巣箱を取り付けます。大きなモミジの木です。今度は少し重たいのでロープでつり上げました。「オーライ、オーライ、もおちょっと上、はい、丁度いいよ!」足場を確保して慎重に取り付けます。木登り得意と住宅設備のプロの上野さんが取り付け役です。私は下であれこれ言ったりカメラで撮ったり、まるで監督です。江藤さんは道具を投げたり、梯子を押さえたり、ロープをゆるめたりと手伝っています。取り付けが終わったのがかれこれ3時間後1時を回っていました。ウグイスが鳴いたり、遠くでキツツキの木をたたく音がしたりと場所的にはいいと思います。

これで取り付け完了です。餌の昆虫やネズミもいそうです。鳥のなわばりを考えて400mくらい離れた場所に取り付けました。後は鳥が新しい住みかと認めてくれるの祈るだけです。「巣箱に鳥が、アオバズクとフクロウが入ったよ!」という日がきっときますように・・・。麦茶で乾杯!・・・しました。おふたりさん、わたしのわがままを聞いてくれてありがとう。持つべきはいい友達です。

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